すい臓ガン

余命1年の宣告からさらに1年の延命[すい臓ガン]

すい臓ガン

 ガンのなかでもすい臓ガンは治る確率の低いガンであることは、親戚にすい臓ガンで亡くなった人がいたのでよく知っていました。それが私の身にふりかかってこようとは、まったく考えてもいませんでした。しかも医師から聞かされたのは余命1年。

 私の動揺は極限に達していたのだと思います。後に妻がいうには、それこそ取りつく島がなかったそうですが、死を宣告されて平静でいられることなどできない相談です。セカンドオピニオンを求めて別の病院でも検査を受けてみましたが、多少の違いはあれ、すい臓ガンで、長くは生きられないということに変わりはありませんでした。

 私の病状では手術をしないことを選択することもできました。しかし、痛みはひどく、耐えられそうにありません。余命をベッドの上で過ごすか、それとも…。私は迷いました。しかし、家族の意見は違いました。手術をして1日でも長く生きて欲しい。家族の気持ちが私にはとても励みになりました。

 手術をし、抗ガン剤の治療を終えたときにはすでに3カ月が経過していました。このときです。妻が紫イペの高濃度エキスを見つけ、購入したのは。私が飲むとも飲まないともいう前に、妻は有無をいわさずに私に紫イペの高濃度エキスを飲ませたのです。

 紫イペエキスは、病人にも健常者と同じような日々の生活が可能で、生きるための生活のクオリティを維持してくれるものだと聞きました。ガン宣告をされたときの私の動揺を知っている妻が選んだものだと、その配慮に胸の奥がジンとしました。余命1年。その現実を抱えながら私は、紫イペの高濃度エキスを16粒ずつ飲み続けました。

 そしていま、余命1年と宣告された日からさらに1年が経過しています。毎月1回、定期的に病院へ通っています。心なしか、医師の表情にも「こんなにもつとは…」といった驚きが見て取れます。もちろん、一番驚いているのは私自身かもしれません。

 すでに死出の旅立ちの準備は整っています。子どもたちはまだ、独立しているとはいえ親を頼りにする年代です。妻にも老後の安定した生活を保証してやらなくてはと、そんないろいろのことを整えてそのときを迎えるつもりでいます。

 でもいまはまだその時期ではない。そう感じさせてくれたのが紫イペの高濃度エキスだと、私は確信しています。まだまだ。そう思いながら、毎日紫イペの高濃度エキスを飲み続けています。

 

東京都在住 橋田 守さん(57歳)